UT-NTU Bridge Conference 2009
目的:
教育機関としての大学の国際化」をテーマとし、その中でも特に英語教育を中心として、台湾大学における国際化の現状を見学し、日本と台湾のおかれた状況を比較した。その上で、大学の国際化について、「よりよい大学の国際化とは何か?」について知見を得ることを目指した。
内容:
各種教育機関訪問などのフィールドワークや教育関係者へのヒアリングを行い、それを元にして日本・台湾における教育について議論した。また、懇親会や台北観光も行った。
日程:2009年8月19日~2009年8月25日
開催地:台湾大学及び台湾各地
主催団体:東京大学学生国際交流機構(UT-IRIS)
国立台湾大学International Seers Organization(ISO)
URL:http://ut-iris.org/news/24062009_1.html
角田梨翔
教養学部文科三類2年
◎このプログラムに参加したきっかけは何ですか?
UT-IRISのHPで参加者を募集しているのを見つけたことです。
もともと国際交流に興味があったので、海外の学生と交流したいと思っていました。また、昨春、上海の復旦大学に訪問したことがきっかけでアジア地域や中国語に興味をもったからです。
◎このプログラムを通して得たものは何ですか?
「人との出会い」です。台湾大学では、日本にいたら知り合うことのできなかったような素晴らしい友達をつくることができました。プログラム期間中、彼らと様々な場所に訪問し、意見交換をすることで、とても充実した時間を過ごすことができました。彼らの勉強法や意識の高さにも、とても刺激を受けました。
◎この経験を今後どのように生かしていきますか?
今回のプログラムを通して知り合った台湾大学の学生とはこれからも交流を続けていきたいです。また、今回、台湾大学の学生と英語教育についてディスカッションしたことを参考に、今後の英語学習に生かしたいと思います。
◎その他にも強く感じたことがあればご自由にお書き下さい。
今回、生まれて初めて台湾に訪問してみて、日本と台湾の共通点の多さに驚きました。教育制度のみならず、文化や国民性も日本と似ているところが多く、台湾での生活にすぐに溶け込むことができました。プログラムでは教育制度の勉強の他に、観光や交流会など台湾大学の学生と仲良くなれる機会がたくさんありました。台湾滞在中は、毎日新しい出会いや発見の連続で本当に一週間あっという間に過ぎていった気がします。私たちを温かく迎え入れ、最高のホスピタリティーでおもてなしをしてくれた台湾大学の学生の皆さんに心から感謝しています。
佐藤和也
工学部工学部計数工学科3年
◎このプログラムに参加したきっかけは何ですか?
UT-IRISのホームページを見ていてこのプログラムを見つけて、台湾大学の学生と交流したいと思い応募しました。
◎このプログラムを通して得たものは何ですか?
まず、台湾大学の学生と友達になることができました。1週間という限られた時間の中で最後別れるのがつらくなるほど仲良くなれました。彼らとは一生の友達です!
そして、プログラムを通じて感じたのが英語の重要性。僕は英語がまともに使えず向こうで苦労しました。しかし、東京大学、台湾大学からの参加者はみなじょうずに話していてびっくりしました。でもみんなは英語を外国語として習得した人がほとんどで努力してきてるんだと感心しました。
◎この経験を今後どのように生かしていきますか?
もっと世界に積極的に出ていきたいと強く感じました。しかし、そのためには自分の努力が必要だと思いました。
今回のプログラムを通じて台湾大学の学生のガッツを感じ取ったので自分の大学の学生にも喝を入れたいと思いますw
◎その他にも強く感じたことがあればご自由にお書き下さい。
台湾大学の学生のタフさ。朝から晩までみっちり組んだプログラムで東大の学生をもてなすそのタフさに驚かされた。
日本文化、ポップカルチャーに精通している人が多かったことにもまた驚かされた。
今まで学んできた中国語に磨きをかけて今度会う時には中国語で話せるようになりたいと思いました。
古賀慧香
教養学部総合社会科学科国際関係論分科3年
◎このプログラムに参加したきっかけは何ですか?
以前から国際交流プログラムに興味があり、UT-IRISのHPで募集していたので応募しました。昨年度の体験談を読み、面白そうだと思ったことも決め手となりました。
◎このプログラムを通して得たものは何ですか?
「たくさんの出会い」と「日本を相対化する視点」を得ることができました。
「たくさんの出会い」について:
こんなにも台湾大学側の学生と仲良くなれるなんて思ってもいませんでした。初日はぎこちなく挨拶していたものの、最終日には涙をこらえての別れとなりました。英語教育について意見を述べ合う以外にも、お互いの文化や学生生活、趣味、はたまた恋愛など(笑)について多くのことを語り合いました。
「日本を相対化する視点」について:
海外に出ると「日本」について否応なく考えさせられます。まず日本は世界に様々な分野で進出しているということを再認識しました。例えば街中ではパナソニックなど日本のメーカーの看板があちこちに見えましたし、ある台湾大学生は吉野家が好きだと言っていました。また日本というよりは東京についてですが、ストレスの多い社会だと思いました。というのも、台湾では人身事故で電車が遅れるなんてことはほとんどないそうだからです。また日本のおかれた社会環境を踏まえれば無理もないと思うのですが、やはり日本人は外国人や外国人留学生に対して偏見を持ち過ぎているのではないかということを、ディスカッションを通じて感じました。
これら普段日本で暮らしているときには考えないようなことを意識できたのはすごくよかったなと思います。旅行でもある程度この視点は得られますが、現地の人と意見交換できるこういうプログラムだからこそ深い視点が得られたと考えています。
◎この経験を今後どのように生かしていきますか?
「世界中の人々と交流したい!そのための勉強」
今回のプログラムを通じて、外国人とでも心の触れ合った交流ができるんだ!と感動しました。しかし台湾人が親日的だから交流しやすかったという面もあると思います。なので今後はもっと幅広い、欧米人やイスラーム世界の人々などとも交流していきたいと考えています。その際に相手の文化や政治背景について知っておくことが手助けになると思うので、せっかく教養学部にいることですし様々な地域について学びたいと思っています。
また英語力がないために思うように自分の意見や自国について伝えられなかったので精進したいと思います。
◎その他にも強く感じたことがあればご自由にお書き下さい。
「一歩踏み出さなければ何も始まらない」
このプログラムを経て自分からアクションを起こす重要さに気づかされました。今までこのようなプログラムがあっても応募するまでにいたらなかった私。このプログラムに応募するまでも悶々と悩む日々が続きました。今こうして振り返ってみて、一歩踏み出して本当によかったと心から思います。もしこの体験談を読んで「自分も参加したい」と思ったら迷わず一歩を踏み出してみてください。英語力のなさを不安に思っている人、大丈夫ですよ。普通の英語教育を受けてきただけの、リスニングより読解の方が断然得意の純ジャパの私でもなんとかなったので。
最後になりましたが驚くばかりのホスピタリティをもって私たちをもてなしてくれた台湾大学の皆、このような機会を提供してくださった東京大学国際交流機構の皆様に厚く御礼申し上げます。
中津留隆
教養学部文科一類2年
◎このプログラムに参加したきっかけは何ですか?
所属しているサークルの先輩にこのプログラムの存在を教えていただき面白そうと思ったことです。
◎このプログラムを通して得たものは何ですか?
「自分とは違う価値観」今回、何度も「人と話す」という機会に恵まれたと思います。そしてそこからさまざまな価値観、視点というものを再認識できたと感じます。それは日本人同士で話していた時もですが、やはり自分のとは共通項の少ないバックグラウンドを持つ台湾の学生と話した時に一層強く感じました。そしてそれは非常に有意義な経験だったと思います。
◎この経験を今後どのように生かしていきますか?
これからも積極的に海外へ行きたいと思っているのですが、そのときに「自分とは違う価値観」の存在を常に意識していければと思います。
◎その他にも強く感じたことがあればご自由にお書き下さい。
いろいろあったのですがその中でも2つ。一つは日本のサブカルチャーの影響力の強さです。台湾滞在中に見たことのあるようなドラマや写真を見かける機会が何度もありました。
台湾の学生の間でも認知度が高く、海外に出てはじめて日本文化の人気を目の当たりにすることができました。そしてもうひとつは英語の重要性です。私は中国語はわからないのでずっと英語に頼りっぱなしで台湾の学生に対してはもちろん、学生以外の方や果ては日本人同士でもずっと英語を使っていた気がします(笑)それが良いことか悪いことかは別としても、英語の存在感が高まっているんだなあということ、そしてもっと勉強しなければということを海外の地で実感しました。
水野雄介
経済学部4年
◎このプログラムに参加したきっかけは何ですか?
所属する学生団体で、今回のプログラムがある事を知りました。自分は今まで本格的な国際交流経験が無かったので、今回のようなプログラムは自分の視野を広める良いキッカケになると思いました。また、訪問先が台湾である事にも魅かれました。
◎このプログラムを通して得たものは何ですか?
二つあると思います。一つは、海外に対する、そして異文化に対する「更なる好奇心」です。始めての海外、そして海外の学生との交流。全てが新鮮で、エキサイティングでした。そしてもう一つは、「海外での自分の頼りなさに気付いた事」です。これは言語の壁がもちろんあるとは思いますが、物事に対する当事者意識に関してもそのように感じました。
◎この経験を今後どのように生かしていきますか?
海外そして異文化に対する「好奇心」を常に持ち続け、今後も行った事の無い国や地域を訪れる事で自分の視野を広げ続けたいと思います。自分が活動する舞台を日本国内だけではなく、もっと広い舞台まで押し上げていきます。また、「海外での頼りない自分」に気付いた以上、海外にいようが慌てる事無く、余裕を持って自分が出していけるようになる必要があると感じました。
◎その他にも強く感じたことがあればご自由にお書き下さい。
色々な事を感じた一週間でしたが、一番心に残ったのは「台湾の学生達の人柄の良さ」です。彼らはとても純粋な人達で、一緒に話していて気持ちよかったです。自分の出身地の評判を上げる要因は文化や経済力等色々あるでしょうが、その地に住む人々の人柄もとても大きな要因になると感じました。今後は、日本に来てくれている海外の方々に「日本人って良い奴らだな」と思ってもらえるような行動を取っていこうと思います。