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プログラム名:Student Summit for Sustainability 2008
日程:2008年5月12日~16日
開催地:リジャイナ大学(カナダ)
主催団体:持続可能な社会のための世界学生コミュニティー(World Student Community for Sustainable Development, WSC-SD)
URL:http://www.s3regina.org/ 

 Student Summit for Sustainability(SSS)は、『持続可能な社会のための世界学生コミュニティー(World Student Community for Sustainable Development, WSC-SD)』の年次総会として開催されます。SSS2008は去る5月12日~16日、Regina Students for Sustainability (RSS)のホストにより、カナダのリジャイナ大学にて開催されました。30カ国から集まった80名の学生が、『Societies of Tomorrow』をテーマに、寝食をともにしながら、講義、フィールドワーク、ワークショップなどを行いました。AGS東京大学学生コミュニティー(※)からは留学生を含む8名の学生が参加し、世界の学生と共に学び、繋がりを築いてきました。

※AGS UTSC は、東京大学を拠点に”Sustainability”をキーワードに学際的・国際的に活動する大学院生を中心とした学生団体です。気候変動、水環境、サステナビリティ教育といったテーマ別の、勉強会などを行うワーキンググループによる活動や、イベントキャンペーンなどを企画するプロジェクトチーム、それらの活動を支えるバックオフィスである運営委員会により、様々な活動を行っています。(http://ags-utsc.org/

 


Ready to Act? Realizing Sustainability through Collaboration.  (WSC-SD  Visionスローガンより)

工学系研究科 社会基盤学専攻 修士1年 恩賀万理恵

 私たちの東大学生コミュニティー(AGS-UTSC)がホストし昨年東京で開催されたStudent Summit for Sustainability2007から約1年3ヶ月間、私はWSC-SDのExecutive Board (執行役員)として活動してきました。世界各国に存在するネットワークメンバーの連携・交流を促進し、相互理解や協力を促すのが私の役目でした。
 様々な国や背景を持った学生と普段はメールベースではありますが、議論・意見交換・情報共有を率先して行ったことは、時として大変なこともありましたが、非常におもしろく貴重な経験となりました。そしてこの度カナダで開かれたSSS08でその執行役員としての役割を新しい学生に引き継ぐこととなりました。
 今年のSSS08でも多種多様な学生と交じり合い、刺激しあいながらも、同じVisionを共有しているのだと感じることができたこと、またWSC-SDの活動に新たに興味を持ち、積極的に関わりたいと言い行動に移し始めてくれた新しい仲間に出会えたことは非常に心強く嬉しいことでした。
 今後もWSC-SDの可能性とその発展に期待するとともに、その強みを生かしきれるコミュニティー作りに多少なりとも貢献していければと考えます。

 


ポスターセッションを通じて学んだこと

工学系研究科 技術経営戦略学専攻 修士1年 飯野拓馬

 私が一週間のサミットを通じて最も印象に残っているのは、ポスターセッションでNo.1Awardを受賞できたことです。
 私は学部時代の研究テーマである「丸の内地区における容積率移転制度」についてプレゼンテーションを行いました。私は発表を通じて、「容積率移転」が歴史的建造物の保全と高度なビル開発の両方を可能とするSustainableな制度であることを世界各国の学生に伝えたいと意気込んでいました。と同時に、今まで英語での発表経験がなかったため始まる前は不安と緊張を抱えていました。しかし実際にセッションが始まると、拙い英語ながら必死に研究内容を説明する私に他国の学生は皆真剣に耳を傾けてくれ、活発な意見交換をすることができました。
 この経験から私は、全く異なる文化や学問的背景を持つ人に対しても、伝えたいと思う内容と熱意さえあれば十分に意思疎通ができることを学びました。今後もAGS-UTSCの活動を通じて、大学院生や研究者が自分の研究内容を熱く語り合えるようなプラットフォーム作りに貢献したいと考えています。

 


Communityを作るWorkshop

工学部 システム創成学科PSI 3年 柳澤 龍

 世界を変えるには行動が必要です。世界のSustainabilityに向けて取り組む人が回りに少ない。地域の人々が集まって取り組むことで、世界も地域も素敵になればいいなとずっと思っていました。だから、"包括的、継続可能なコミュニティーの作り方"というWorkshopのタイトルをみて、これだと思い参加しました。ゲストスピーカーの方がおっしゃったことは、「コミュニティーを作るコツは、小さなことからはじめること」「ひとつの問題に対して多角的に考えること」でした。いろいろな人がいる地域のなかで、共同意識を高めるには工夫が要ります。でも、そんなコミュニティーを通して世界を変える一歩をみんなで歩みたいです。さっそく小さなことから始めます。

 


異文化交流、その向こうに見えてきたもの

工学系研究科 マテリアル工学専攻 修士1年 平戸 崇博

 私はSSS2008に参加して、初めて異文化というものを実感しました。もちろん、異文化が存在することは知っていましたが、それはただの知識としてであって、現実的な経験ではありませんでした。リジャイナで多くの海外の学生と交流する中で、私が一番興味を持って話すことができたのは、各々の背景にある歴史についてでした。コソボから来ていた女性からは、コソボ紛争から現在の状況について話を聞きました。中国から来ていた2人とは、日中戦争から現在の日中関係について話をしました。彼らと話をして、誰もが自身の歴史の上に生きていること、またその歴史は人によって大きく異なることに気付きました。今後も、様々な背景を持った人と、歴史を意識して交流していけたらと思います。

 


明日へ向けて一歩

工学系研究科・技術経営戦略学専攻・修士2年 Khan Sakeb Arefin

 一週間に亘って行われたSSS2008サミットが私に掛け替えのない夢、そしてその夢を実現できる自分たちに大きな自信を与えてくれました。大きな目標をもって小さな一歩を踏み込もうとした学生たちと一緒に、自分も明日へ向けて一歩進むことができたと思います。発展途上国出身の私はこのサミットに参加する前に、「持続可能な社会」などが先進国のみの悩み事であると勘違いしていました。しかし、実は、我々にとっても社会的や経済的観点からこの身近な問題を意識せざるを得ません。400人弱の小さな町であるCRAIKでさえ持続可能な住まいを追及していることに大変感激し、自分たちも積極的なアクションに移る責任を感じました。明日の世界を変えるのは我々の世代です。我らこそネットワークを広げ、各地域に自分たちの思いを伝えていきます。サミットは終わりましたが、明日へ向けて我らの旅は始まったばかりです。

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東京大学は、イェール大学に日本研究及び日本に関連する人文学・社会科学のラボラトリを開設し、東京大学の教員による講義、シンポジウム、セミナーなどの開催や、イェール大学の研究者と共同研究が展開できる仕組みを整備しています。これにより、アメリカの日本研究に刺激を与えるとともに、東京大学の日本研究者・日本関連の研究にも刺激を与え、東京大学の国際化及び日本研究の普及の一端を担う重要な拠点となることを期待しています。

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